エビデンス


演劇情動療法を3ヶ月間受けた認知症患者のMESEとMMSEの数値の変化。演劇情動療法により認知機能(MMSE)は不変であったが情動機能(MESE)は改善した。


情動満足度指数(ESI)はプログラムによりばらつきがある。最もESI値が高いのが演劇情動療法である。


コリン分解酵素阻害薬を使用しても長期間のうちにMMSEの数値が下がるが、演劇情動療法を加えるとMMSEの数値は保たれている。

 

 



 

 

 

NPI(Neuropsychiatric Inventory) :認知症で問題となるBPSD(介護抵抗や徘徊などの行動・心理症状)の度合いを示す。

DEI (Deraitful Emotion Index) :笑う、喜ぶ、感動する、気遣いができる、などの歓喜的情動が残っている度合いを示す。

抗精神病薬:BPSDを抑えるために処方される薬。

 

一般的にBPSDを抑えるために抗精神病薬を用いるが、時間が経つに従い処方箋の数を増やさねばならない。しかし一方で、認知症当事者は薬の効果により人としての喜びを感じることができなくなり、歓喜的情動指数が下がってしまう。演劇情動療法を行った群では、NPIを下げつつ抗精神病薬を減らしている。

 

演劇情動療法によって歓喜的情動が増えることでBPSDが落ち着き、薬の使用も減らすことができた。